2019年11月9日土曜日

武蔵野S(G3)

東京11R【前走は調整ミス】
武蔵野S(G3)
情報馬【3】デュープロセス

4連勝で青竜Sを勝利し、ユニコーンSでも直線では上がり最速の伸びを見せてワイドファラオとハナ差の2着と惜しい結果でしたが高いダート適性を示している様に3歳ダート戦線で上位クラスの素質の持ち主です。1倍台に支持された前走のグリーンチャンネルCでは伸びを欠き5着に敗れてしまいましたが、これは翌週行われたマイルCS南部杯に使えると思って調整してきて途中から使えないと知り慌てて前の週となるグリーンチャンネルCに調整を合わせてきた事もあり、+16キロと馬体に余裕があったのと調教でも併走馬が思ったより走らなかったなど不運も重なりやけに大人しかったのも敗因です。


1度使った効果もあり馬体も引き締まってきましたし、調教でも良い頃に見せていたかかる面が出てきてようやくこの馬の良さが出てきました。鞍上もルメールを手配するなどこの競争への勝負度も高く、好スタートから好位でレースができそうな組み合わせで関係者の熱も高かったです。


穴馬で最大注目なのはタイムフライヤー。前走も勝負で松田国調教師が勝負の※※※(文字にするとカナリ危険。想像にお任せします。。。)を注入。直線入口では抜群の手応えだったのに追って伸びず勝負は空振りしてしまいましたが、ルメールいわく「この馬に2000mは長すぎる。マイルぐらいが良い。」との事でしたので、今回この競争を使ってきました。


ダート適性があるのは間違いないですし、当初ムーアを手配していた様に勝負度も高かったです。ムーアが乗れず、外人騎手騎乗時にしか使えない※※※ができなくなってしまった分勝負度を下げましたが、ここまで軽視される馬ではありません。私はタイムフライヤーからも勝負したいと思っています。


そして断然人気のエアアルマスについて…。デキは正直近走1番と言える程仕上がっているのですが、この馬気性がヤバ過ぎる。2走前のレースを見て頂ければわかるようにキックバックを嫌がり後方にズルズル下がってしまっています。相手が弱かったので差し切る事が出来ましたが、今回は重賞競走で相手も強くなっています。


川田君に枠順確定前に話を聞いた所「外枠なら勝てる。」と言っていたんですが、今回は最悪とも言える内枠…この枠だと出負けしたら前につけられず揉まれる競馬になってしまいます。更に超久々の長距離輸送についても陣営は心配していました。輸送をクリアして、尚且つスタートを決めて砂を被らない形で先行できれば圧勝までありますが、ひとつでもクリアできないと厳しい競馬になってしまうかもしれません。